毎年11月の第二日曜日に富士宮市西山にある西山本門寺で、黄葉まつりというお祭りが開催されます。
このお祭り、本門寺境内にある大銀杏が黄色く色づくことに合わせた名前で、豊作を祝うお祭りなんですが、このお寺には織田信長公の首塚があり、その供養の祭りでもあります。
お寺の説明書きによれば、天正10年6月2日(1582年6月21日)、京都本能寺の変にて討ち死にした織田信長公の首を、囲碁の名人といわれた本因坊日海の指示により、原志摩守宗安が父・胤重と兄・孫八郎清安の首と共に炎上する本能寺より持ち出し、ここ富士山を望む西山・本門寺に納め首塚を建立し、大柊の木を植えて祀ったものだそうです。
平成30年の今年は11月11日(日)がこのお祭りの日。
家から近いのでちょろっとでかけてきました。
こちら西山本門寺の山門
参道はかなり急勾配の石段が続きます。一段が30センチ前後あり勾配も70度前後、これが3~5段続いて少し歩いてまた同じような石段が続く感じ。息切れするほどではなかったですが疲れます。
登りきりますと参道の左右に屋台が立ち並び結構な人手でした。
本堂境内で和太鼓の演奏をやってました。奉納舞なんかもあります。別の場所では二胡の演奏とかも。時間合わなかったんですが、織田家家臣団に扮した武者行列もあるんですよ。
こちらが本堂。中に入ることもできます。中は撮影禁止ですが。
本堂裏手にあるこちらの祠に、信長公の首塚が納められているそうです。
こちらが大柊。樹齢500年以上だそうです。上部が枯れて切除されてしまっていますが、添え木によって保持されています。かつては樹高17メートルあったそうです。
大柊と首塚の由来。
信長公の首塚ってのは全国各地に存在し、それぞれにもっともらしい由来があるわけですが、どれが本当なのか判明していない歴史ミステリーの一つです。
個人的にはこの由来書きのとおりであってほしいですね。
首塚をお参りしたあと、参道の屋台で山菜入のかけそばと牛スジカレー食べて帰りました。
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